人工透析内科のご案内
対象疾患
西京都病院では1971年より透析治療を開始、現在は65床の透析ベッドに加え、ICUにおける重症患者様に対する各種血液浄化、新型コロナウイルス感染者専用の隔離されたベッドを設けており、様々な要望にお応えすることが可能です。
治療としては、HD(血液透析)、HF(血液濾過)、on
lineHDF(血液濾過透析)、ECUM(限外濾過)、CHD(持続血液透析)、CHF(持続血液濾過)、CHDF(持続血液濾過透析)、PE(血漿交換)、CART(腹水濾過濃縮再静注療法)、血液吸着療法(リクセル、PMX)などを施行することができます。
透析時間は(月)(水)(金)は
・第1クール8:00~12:30
・第2クール13:30~17:30
・第3クール18:30~
22:30
(火)(木)(土)は
・第1クール8:00~
12:30
・第2クール14:00~18:00 となっております。
透析患者様は、色々な合併症をお持ちの方が多いため、糖尿病や消化器疾患は当院で、心臓病や眼科疾患は近隣病院と連携をとって安定した経過を目指します。当然透析室でも体重管理、内シャント管理、フットケア、血液検査データ管理、栄養指導などをしていますので、定期的に各種検査があります。
また、足腰が不自由な方に対しては介護タクシーなどを使った送迎サービスをしています。ご自身での通院が困難になられたらスタッフにお声がけください。
京都への旅行や帰省などで臨時の透析が必要な方の受け入れも積極的に行っています。事前に日付と希望時間をお知らせください。できる限りご希望に沿うよう善処します。
担当医
透析センター医長・医局長兼務
大西 彰
(おおにし あきら)
専門医、認定医等
- 日本泌尿器科学会 専門医
- 日本透析医学会 専門医・指導医
- 緩和ケア研修会修了
泌尿器科では、外来ではバルンカテーテル管理や内服調整など各種処置に加え、必要な症例に対しては一人でできる限りの手術をしています。
腎臓内科では症状の緩和や悪化予防、蛋白尿の精査をしています。
透析では毎日の管理はもちろん、内シャント障害の診断治療も積極的に行っています。
患者様とその家族に誠実に、分かりやすく向き合い、過ごしやすい生活の助けになるよう日々考えながら診療に当たります。