院内医療機器のご案内
Characteristics of in-hospital medical equipment
院内医療機器の特徴
概要
日々進歩している最先端の医療機器を導入し、早期発見・的確な治療を目指しています。
特徴
- 当院の院内医療機器のご紹介
-
- 一般X線撮影装置
- フラットパネル
一般X線撮影では、胸部、腹部、頚椎、腰椎、手足などの骨や各関節をX線を使い撮影します。
当院では最新の一般撮影装置とフラットパネルを導入することによりフィルム交換することなく連続で撮影できるため短時間で鮮明な画像が得られ、患者様の負担軽減や検査時間短縮が可能です。 -
- X線TV装置
2023年最新のX線TV装置を導入いたしました。
食道・胃などのバリウム検査や膵臓、胆石、腸閉塞、脊椎腔造影などの検査、治療に用いられます。
従来の装置より高画質、低被ばくで寝台サイズが大きく動作もスムーズなため、ストレスなく短時間で検査が進められます。 -
- MRI装置
2023年に最新AI技術を搭載した1.5テスラMRIを導入いたしました。
今回導入するMRIには、人工知能(AI)を用いた高画質化技術が搭載され、短時間化に伴う画質劣化を抑えることができるため、全身でよりはやく、より質の高い検査を行うことができます。
また、騒音を抑える機構により従来MRIよりも検査音を低減したり、造影剤を用いない血管検査も可能なため腎機能が低下した方にも検査を受けていただけます。
MRI検査内容の詳細については当院の院内スタッフにお尋ねください。 -
- CT撮影装置
当院では最新のテクノロジーを搭載した80列マルチスライスCT装置を導入しております。
従来装置よりX線被ばくが少なく、短時間で検査が可能です。
また患者様が入るCTガントリも広くなり快適性が向上しており、より安全な検査か可能です。
実際の撮影時間は広範囲検査でも約10秒と息止め困難な患者様にも対応しています。
撮影したデーターは画像解析ソフトにより3D画像化も可能で整形領域、血管領域、腹部領域など様々な部位に用いられています。 -
- 血管撮影装置
2023年に最新の血管撮影装置を導入いたしました。
血管撮影は、カテーテルと呼ばれる細い管を目的の臓器、血管まで挿入し、造影剤を注入して目的部位の状態を動画で撮影します。
その得られた情報から腫瘍血管塞栓、狭窄血管拡張などの診断、治療に用いられます。
当院導入の装置は従来よりも少ないX線量で高精細な画像が撮影可能です。
また放射線被ばくをリアルタイムに可視化することで放射線皮膚障害のリスク低減が可能で、患者様にとって低侵襲な検査・治療が行える装置です。 -
- 超音波検査装置
超音波とは、人が聴くことができない高い周波数の音波です。
超音波検査とは、超音波を用いて体内の病変を調べる検査です。
体の中に超音波を送信し、臓器や組織からはね返ってくる音波を画像化します。
X線被ばくがない為、患者様に優しい検査となっております。超音波検査の対象部位
- ・腹部超音波検査(消化器系・泌尿器系)
- ・心臓超音波検査
- ・体表超音波検査(甲状腺・皮下腫瘤・その他の体表領域)
- ・血管超音波検査(頸動脈・下肢静脈・シャント血管等)
-
- X線骨密度測定装置
この装置は骨粗鬆症の影響による骨折リスクを判定するための多彩な機能を搭載
様々な症例に対して的確な撮影や検査、測定/評価、分析が行えます。
現在スタンダードな部位、腰椎と大腿骨が測定可能です。
検査は痛みもなく、およそ10分の検査時間になります。 -
- 術中ナビゲーションシステム
手術用ナビゲーションシステムは、GPSなどを使用して自動車の位置を検出するカーナビゲーションシステムと似た原理で器具の位置を画面に表示します。カーナビゲーションの場合、人工衛星の電波から現在の位置を割り出し、搭載された地図上にリアルタイムに表示しますが、手術用ナビゲーションシステムの場合は、人工衛星の電波ではなく、カメラからの赤外線を使用して患者様や手術器具の位置を検出します。カメラから赤外線が発光され、患者様や手術器具に取り付けられたボールに反射し、再びカメラがその反射光を受け取ります。 この結果から手術器具の3次元的位置を計測し、リアルタイムに画面に表示して手術の支援を行います。当院では、おもに脊椎の後方固定術にこのシステムを利用しております。