呼吸器科のご案内

呼吸器科について

呼吸器科について

呼吸器科で診療する疾患は、肺癌、新型コロナウィルス感染症を含む肺の感染症や、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎、睡眠時無呼吸症候群など多岐にわたります。
中でも肺癌、肺炎、COPDなどは日本人の死因の上位を占めており、社会の高齢化に伴って今後患者さんの数が増えていく領域です。
私たちは、急性の呼吸器疾患の治療を行うと同時に、慢性の呼吸器疾患を持つ患者さんにおいても、より良い状態で過ごしていただけるように貢献してまいります。

担当医スケジュール

※横スクロールでご確認ください

診察時間
午前

9:00〜

半田

(予約可)

福永(隆)

(予約可)

花岡(第1・3・5)
川口(第2・4)

(予約可)

福永(隆)

(予約可)

夜診

18:00〜

福永(隆)

(予約可)

対象疾患

慢性閉塞性肺疾患(COPD)
禁煙・気管支拡張薬の吸入を中心とした適切な薬物療法と肺炎球菌ワクチン・インフルエンザワクチン等による感染予防が重要です。これらにより、肺機能低下の進行を緩やかにすることが大事です。
慢性呼吸不全
慢性閉塞性肺疾患、肺結核後遺症、間質性肺炎などの患者様で、日常生活の中で持続的に酸素投与が必要な方がおられます。また二酸化炭素が貯留している場合、在宅での非侵襲的陽圧換気(NPPV)が必要となります。これらの在宅治療に対応しております。通院が難しい場合の往診のシステムもあります。
禁煙外来
慢性の呼吸器疾患の治療おいては、禁煙が極めて重要です。ガイドラインに沿った禁煙外来を行っています。
※禁煙補助剤のチャンピックスの供給が不安定なため、現在禁煙外来は休止中です。チャンピックスの供給が安定し次第、再開します。
気管支喘息
発作時の対応だけでなく、吸入ステロイドを中心とした日々の継続的な治療が将来の肺機能低下・難治化を防ぎます。
肺炎
抗生物質が進歩した現在でも、肺炎はときに致命的となる病気です。特に、高齢の方の誤嚥性肺炎は、突然発症し重症化する場合があります。このような場合の緊急入院に対応しております。
急性咳嗽・遷延性咳嗽・慢性咳嗽
発症3週間以内のものを急性咳嗽、3週間以上のものを遷延性咳嗽、8週間以上続く場合を慢性咳嗽と区別します。
急性咳嗽の原因の多くは気道感染症でありウイルス性普通感冒が最多です。遷延性慢性咳嗽・慢性咳嗽では咳喘息、鼻漏症候群、胃食道逆流、副鼻腔気管支症候群が多く見られ、咳の持続期間、早朝の悪化、季節性など詳細な問診と経過把握が重要です。
腫瘍性病変(肺がんなど)
検診等で異常陰影を指摘された場合、胸部CT、血液検査、喀痰検査を実施し、腫瘍性病変の可能性を評価します。腫瘍性病変の可能性が有る場合は、より高度な医療機関へ紹介させていただきます。

担当医

福永隆文
呼吸器科部長

福永 隆文

(ふくなが たかふみ)

専門科
呼吸器科
外来担当日(曜日・診察帯)
月・夜診
木・午前診
土・午前診
専門分野
慢性閉塞性肺疾患
出身大学
京都大学
資格所属学会、指導医、
専門医、認定医等
  • 日本内科学会 総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会 呼吸器専門医
  • 日本感染症学会
  • 日本呼吸療法学会
  • ICD(インフェクションコントロールドクター)
趣味
読書、プログラミング、酒
紹介文
呼吸器科は慢性の疾患が多く、診療も長い付き合いが多くなる科です。
ですから、最新の知見を身につけることはもちろんですが、日々のいろいろな困りごとにも対応できるよう心がけております。
専門外のことであっても、相談いただければ、何科が専門なのか、あるいは、どう考えるべきかなど、出来るだけ対応できるよう努力しています。
何かあれば、相談してみようと思っていただけるよう、心がけております。
また、睡眠時無呼吸症候群のCPAP療法などの通院において、仕事のため、日中の受診時間が取りにくい方も多いことから、土曜日の午前診、月曜日・金曜日の夜診で対応するなど、働く人の利便性を図っています。
半田知宏
非常勤医師

半田 知宏

(はんだ ともひろ)

専門科
呼吸器科
外来担当日(曜日・診察帯)
水・午前診
専門分野
間質性肺疾患
出身大学
京都大学
資格所属学会、指導医、
専門医、認定医等
  • 総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会指導医
趣味
料理、亀を飼育しています(名前 マック メス)
紹介文
呼吸器(肺)が専門ですが、内科一般の外来を担当しています。
安心して療養頂けるよう努めて参りますので宜しくお願い致します。