在宅診療

安心して自宅でお過ごしいただくため、
定期的にお伺いし、診察いたします。

超高齢者社会を迎え、定期的にご自宅にお伺いする「在宅診療」の必要性が益々高まっております。当院は、療養者の方々やご家族の負担を軽減できるよう、医師や看護師等がご自宅へお伺いして、定期的・計画的な医療サービスをおこなっております。

Home visit

訪問診察

当院では、ご自宅で受診を希望される方への訪問診察をおこなっております。 医師・看護師がご自宅へお伺いし、診察・治療・看護をおこないます。

対象となる方

ご自宅で療養をされている方

独居、ご家族との同居にかかわらず、寝たきり等の理由で 訪問診察の必要性があると判断された方

訪問診療の利点

寝たきり等、体が不自由な方が病院へ足を運ぶ際のわずらわしさが軽減されます。

定期的に診察を受けることが出来るので、ご家族の方も安心できます。

当院併設の施設サービスとの連携により、福祉サービスへの対応も可能です。

診察の流れ

1
問診
ここ数日の体調(痛いところはないか等)を問診します。
2
血圧・体温・脈拍のチェック
※必要に応じて薬の処方、注射、採血、点滴等の処置を行います。

訪問診察担当医スケジュール

訪問時間
午前

10:00〜

東口
東口
平島
平島
東口
平島
午後

13:30〜

平島
東口
東口
東口
平島
東口
訪問時間
各曜日とも当院を午前は10:00、午後は13:30に出発し、約6~7軒のお宅を訪問いたします。
診察の頻度
2週間に1回を基本としております。容態によっては臨時の診察もおこなっております。

訪問診察担当医

東口貴之
訪問診療部 部長・地域包括ケア病棟医長

東口 貴之

(ひがしぐちたかゆき)

専門科
出身大学
滋賀医科大学
資格所属学会、指導医、
専門医、認定医等
  • 日本外科学会 外科専門医
  • 日本消化器外科学会
    消化器外科専門医 消化器がん外科治療認定医
  • 日本内視鏡外科学会 内視鏡外科技術認定医(大腸)
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 内痔核治療法研究会 四段階注射法講習修了
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
  • 日本外傷診療研究機構JATECコース修了
  • 日本褥瘡学会 在宅褥瘡予防・管理師
  • 日本フットケア・足病医学会 下肢創傷処置・管理のための講習会修了
趣味
映画鑑賞、バイクツーリング
紹介文
可能な限り専門用語は用いずに、説明することを心がけています。がん診療における治療内容の説明のみならず、一般診療においても、平易な表現を用いてできる限り、図解にて説明します。
各科の紹介:個々の患者さんに応じた最善の治療を提供するために、消化器外科専門医による診療を提供しています。がんなどの悪性疾患に対しては、消化器内科医師とともに消化器カンファレンスを毎週、開催し治療方針を決定しています。
腹腔鏡手術に関しては、日本内視鏡外科学会技術認定医が在籍し、大腸がん、胃がん、急性胆嚢炎や胆石症などの良性胆のう疾患、鼠径ヘルニアに対して安全性に十分に配慮したうえで手術を行っています。
ご高齢の患者さんに対する治療の際は、手術のみでは治療は完了せず、退院後の安定した日常生活に復帰されることがゴールと考え、メディカル・ソーシャルワーカーや訪問診療医師を含めた多職種と連携を図る「チーム医療」を積極的に行っています。
平島相治
訪問診療部 医長

平島 相治

(ひらじま しょうじ)

専門科
消化器
一般外科
外来担当日(曜日・診察帯)
月・午前診
出身大学
弘前大学
資格所属学会、指導医、
専門医、認定医等
  • 日本外科学会 外科専門医
  • 日本消化器外科学会 消化器外科専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 内痔核治療法研究会 四段階注射法講習修了
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
  • 日本外傷診療研究機構JATECコース修了
  • 医学博士 日本外科学会 日本消化器外科学会 日本内視鏡外科学会
  • 日本ヘルニア学会 日本在宅医療連合学会 日本緩和医療学会
趣味
野球、競泳、園芸
紹介文
人と人とのお付き合いを意識しています。
よろしくお願いします。

Visiting medication guidance

訪問服薬指導

訪問診察で医師より薬の処方を受けた方に、薬剤師による説明・指導をおこなう『訪問服薬指導』をおこなっております。

訪問服薬指導の利点

薬がごちゃごちゃすることがない
→投薬カレンダーを用いて、ご家族の方々やご本人が安心して薬を管理できる。

薬のことはもちろん、診察の時に聞くことができなかったこともゆっくり聞くことができる。

指導の流れ

1
初めて処方する薬や変更のあった薬を中心に説明します。
2
薬についての副作用のチェックをします。
3
他の医療機関から処方されている薬があるかどうかのチェックをします。
また、同じ薬でも形の違いや商品名の違い等で区別がつきにくいもののチェックや、飲み合わせについても確認します。
4
薬をちゃんと飲むことができているかのチェックを行います。

Home oxygen therapy

在宅酸素療法

「在宅酸素療法」とは、慢性的な呼吸器疾患(肺気腫など)を持つ療養者の方々が、ご自宅で日常生活を送りながら酸素吸入療法をされる治療法です。

「在宅酸素療法」の利点

病院のベッドの上での生活から解放され、ご自宅で日常生活を送ることができます。家事や散歩、買い物もこなすこともできることから、療養者の方々の生活能力、生活の質、運動能力を改善することができます。

必要な器具

ベッドサイドに酸素の供給源となる機械を置き、そこからチューブを通じて療養者に装着します。 酸素の供給源となる代表的な装置は下記のように分類されます。

  • 1.酸素濃縮装置
  • 2.液化酸素装置
  • 3.酸素ボンベ

診察について

2週間に1回を基本としております。容態によっては臨時の診療もおこなっております。